丸京さんの思い出|大阪の阿倍野区でシンギングボウル・ネパール雑貨・ネパール料理なら『わのわCAFÉ(わのわカフェ)』

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丸京さんの思い出

つぶやき

しなもんさんに教えてもらった幻想的な陶器、布引き焼き
布引き焼き
いいですね~~手でこねてひねって創り出す風合い。美しい色。
そういう意味では、粉もんも陶器も似てるな!
けど人間もそうやな。
時間かけて汗かいてこねてひねってやっと生地がちょっとやわらかくなって、形がつくれる。
いま要る知識もいま要らん知識もあとから分かることであって、
全体像がつかめんうちはとにかくなんでも通って咀嚼せなあかん。
そうそう、
最近突然思い出して、自分で笑えたことがあります。
30年くらい前、まだスーパーなんかも周囲にそんなになかった頃。
冷蔵庫つきの軽トラに野菜や果物、豆腐、自分で川で釣って来た鮎なんかものっけて
近所をまわってた丸京さんというおっちゃんがおった。
すごいやせてて、笑うと顔がしわくちゃになった。
3歳くらいの私からするとだいぶお年寄りだと思ってたけどそうでもなかったらしい。
丸京さんの品物の中には、細長いパンのさきっちょにチョコがついたパンもあって、
母がそれを買っておいてくれて、それがおやつに出されるととても嬉しかった。
丸京さんはなんて粋で美味しいものを知ってるんだろうと思っていた。
小学生の頃の私の趣味は園芸で、生意気にも新聞に掲載された種苗店のカタログを取り寄せて
種や球根を数百円分ずつ注文して野菜や花を植えていた。
8歳ごろのある日、育てていたいちごに小さい実ができた。
それが同時にいくつか赤くなるのを待って思い切って6つくらい収穫して
タバコの箱の大きさくらいの小さな箱につめた。
箱には「みんこ農園」「おいしいよ!」などと書いて本物らしくして、、、、
丸京さんに出荷した!
家族は「丸京さんにプレゼントしてあげたのね!」と言っていたが、
あげたんじゃない、私の中では確かに、
自分のプライドと丸京さんのビジネスへの尊敬をこめて「出荷」したのだった。
あれは、ごっこあそびではなく、プロの仕事だった、、、、、、、
生産者、パッケージ業者、商品化、出荷までの過程をやってみたかった。
なかなかおもろいやん。
というわけで、どうも生来そういうことが好きみたいです。
そう、目指すは丸京さん!(ほんまか!)
改造した冷蔵庫&コンロ付き軽トラに乗って、うまいもん、いいもん、楽しいもんを売ってまわる。
それってなんかほんまに楽しそうや。
そういう人生もええなー。
なんか目がさえてしもて。
ほなそろそろ寝ます。
おやすみなさい~~~
明日も充実したええ日になりますように☆
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